COLUMN

ここがホントの「Vanity Box」かもしれない・・・です



    カイザーの繁殖について、思うこと
更新日時:
2004.07.29
今でこそカイザーは、展覧会犬ですが。
迎えた当初はそんなことは考えていませんでした。
 
展覧会でいい成績を修めるような犬を、
初心者に譲るなんてことはありえないと思ってましたから。
たとえショータイプであったとしても、
それは「どうにか出陳できる」レベルの犬であって、
せいぜいがブリーダーさんの当て馬や
ハンドリング代稼ぎのものにしかならないと思っていました。
(いい犬はブリーダーさんが外に出さないと思っていたもので。)
 
ブリーダーさんからカイザーを譲り受けるに当たっての条件が、
「この犬は展覧会向きだから。展覧会に出してくれる人で無いと譲れません。」
ってことでした。
「じゃ、1〜2回お義理で出せば、いいよね。」
欲しい犬を手に入れるためですから、私はそう考えていました。
カモにされるのも嫌なので、
「見込みが無いとわかった時点で、展覧会はやめますから。」
と一応釘もさしておきました。
 
どちらかと言えば、やるなら訓練のほうを目指したかった我が家。
訓練競技会は、去勢未去勢関係なかったはずなので
マーキングや発情、その他を考えて
カイザーはそこそこの月齢に達した時に去勢するつもりでした。
 
が、飼い主の思惑とは裏腹に、あれよあれよの快進撃。
当然去勢も無しになりました。
画像の頃はまだかわいらしい「アソコ」ですが、今ではかなり立派なモノをぶら下げています。
オスを飼うのは初めてでしたから、「嫌〜!恥ずかしい。」なんて思ったことも多々ありましたが。
今では「立派、立派。」と撫でてしまいます。
 
今の所はいい成績を修めていますので、そうすると出てくるのは繁殖の事。
 
我が家では、メスを迎えてまでカイザーの子どもをとろうという気持ちはありません。
血統を考えて、きちんとした繁殖を行える知識も経験もありませんから。
それにもし子犬ができたとしても、家で充分に面倒を見られる頭数は親を含めて2頭までと決めていますので。
1頭を欲しいがために繁殖なんて出来ません。
ただ、それなりの犬質を持っているカイザーだと思うから、カイザーの仔犬は欲しいです。
カイザーがいなくなったときのことを考えると、そっくりな仔犬が手元に残っていて欲しくて。
 
成犬で日本チャンピオンになれたら、交配の依頼が来てくれるのかしら?
依頼が無ければ無いで、同じ血統の仔犬を迎えるつもりでいるからいいんですけどね。
交配を知ってしまったら、エロエロ犬になってしまうのか・・・とも思ってます。
一生清い身体でいて欲しい気もするんですよね。
 
飼い主の心は複雑です。
 
でも当分は、カイザー1頭だけと暮らすつもりです。
焼きもち焼きな、甘えん坊ですから。
1頭だけで可愛がってあげないとね。



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